ここでは、ご家族がなくなられた場合のまずやらなくてはならないことを順番に 手短にご説明致します。
とにかく近親者に通知して集まってもらいます。 近くで親せき同様親しい間柄の人にも至急連絡します。 電話もしくは電報での連絡。
喪主は法律上の相続人がなるのが普通ですが、夫が亡くなった場合は妻がなるのが一般的です。 場合によっては、店や会社の後継者としてのお披露目の意味も含め、次期後継者である長男が喪主を行う場合もあります。 逆に妻子が亡くなった場合には、夫が喪主を務めるのが一般的です。 喪主は、葬儀が始まれば故人同様葬儀を受ける立場なので、発起人であっても葬儀の執行人ではありません。
悲しみに打ちひしがれている遺族に、何から何までとはとてもできるものではありません。 葬儀経験のある近所の方、親類や職場の方などで、ごく親しい方にお願いして、世話役になっていただきます。 さらに世話役の一緒に動いて下さる方も何人かいると大変助かるでしょう。
どういう方式でそれくらいの規模で葬儀を行うのか、そのほか今後の方針を決定してください。お寺や神社・教会に依頼する葬儀について方針が決まったらできるだけ早くお寺や神社と打ち合わせて依頼します。
日どりや時間などの日程をお寺や神社の都合も聞いて正式に決定します。
諸般の事情を考慮した上で、僧侶(住職)や神職(神主)にどこまでの範囲でお願いするのか。火葬場への同行をお願いするのか。
葬儀に出席していただく方の人数などを確認し、十分な打ち合わせをしておきます。僧侶の紹介やその他の段取りを行う葬儀社もありますので、事前に確認しましょう。
死亡した日に納棺とお通夜を行い、その翌日に葬儀・火葬を行うという形式が多くなっているようです。
死体の傷みやすい時期は別として、故人との別れを惜しみ、また遠方からの会葬者への便宜も考えれば死亡の翌日にお通夜、
その翌日に葬儀・火葬というのが一般的です。
家の広さや地理的条件・交通網・会葬者の人数など諸々の条件を考慮した上で葬儀を行う場所を決めます。
団地などの場合は、その団地の集会場を借りることもできますが、部屋数も少ない狭いアパートや、一部屋だけを間借りしている様な場合は近所のお寺や教会・斎場にお願いしなければならないでしょう。
参列者の人数、その他諸々について葬儀社に相談します。 同時に通夜の役割分担をしておくといいでしょう。
また、手元に現金の用意をしておきます。(葬儀代・お布施・戒名料・心づけなどのため)
遺影はなるべく最近のもので、故人やご家族の気に入ったものを選ぶ。
愛用品については故人が生前愛用していたものを選びますが、納棺の際はガラス、プラスチック、
金属、ゴム製品等を避け、あまり多くのものを入れないようにする。(遺骨を痛めないため)
※故人の社会的地位や交際範囲によっては、死亡広告を出して葬儀・告別式等の日程を知らせることがある。
【通夜のながれ】
受付準備(弔問客を受け入れる準備をします)
→ 受付開始
→ 着席
→ 僧侶到着・入場
→ 開式
→ 読経
→ 僧侶退場
→ 閉式
→ 通夜ぶるまい
→ 夜とぎ
…親族は交替で、通夜の一晩中線香の火を絶やさぬ ようにします。
通夜が終わりますと、次はお葬式の準備です。
…お供え物、弔電、お布施、心づけの確認
…生花・花環の配置順の確認
…弔電の順番の確認
…葬儀社との打合せ
…各自の役割の確認
…受付の準備(会葬礼状、香典受け、記帳準備、清め塩、会葬御礼品)
…僧侶への挨拶と接待をします。
…来賓のお迎えと接待をします。
【葬儀・葬式のながれ】
受付開始
→ 着席
→ 開式
→ 読経
→ 僧侶による焼香
→ 弔辞奉読
→ 弔電奉読
→ 一般参列者による焼香
→ 閉式
…喪主から順番に、遺族が棺に生花を入れ合掌。
…棺に蓋をし、喪主から順番に、棺に釘打ちをする。
…打合せの通り、位牌、遺影、遺骨の箱、棺の順で霊柩車に向かう。
…喪主が挨拶をする。
…火葬場へ同行する人は所定の車に分乗する。
突然の出来事に不明な点や不安な点も在るかと思いますが、
どんなことでもご相談いただければ皆様のお力になります。
葬儀のことや会場は当店をご利用ください。
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